闘病ブログ番外編2.新たなライフスタイルが始動しました

闘病ブログ

こんにちは、リストランテ’tetsu’のもやもや病闘病ブログです。

新しいライフスタイルの始まり

大阪府能勢町での田舎暮らし開始後、約8か月が経過しました。もやもや病の手術後、経過は順調で11月の最終検査(年に1度の定期検査は継続)でMRIを受けて無事、投薬も終了しました。病気自体の闘病はこれで一区切りです。しかし、大病を患い気づいたのですが、闘病とは病気だけでなく、生活そのものとの闘いも含んでいるということです。
長い療養生活が必要な場合、従来の仕事を継続できなくなるケースも多く、そうなると仕事という生活基盤を取り戻すないしは新たな形に整える必要があります。若いうちだと一から出直すといったことも可能かも知れませんが、ある程度の年齢になると、培ってきたキャリアをゼロにして、新たなことに取り組むというのは、余程の覚悟とそれなりの努力が必要になります。
私もはじめは無職の状態になりましたが、リモートワークやなんでも屋さん的な仕事をやってみて、徐々に仕事の比率を高めてきて、いよいよ常勤の仕事に就くことになりました。

常勤と言っても月10日程度の勤務なので、普通の会社務めという形ではありませんが、理想としていたライフ・ワークバランスに近づいてきたように思います。新たな仕事は、中小企業基盤整備機構(略称、中小機構)のアドバイザーとして中小企業のハンズオン(専門家派遣)支援事業に取り組みます。長きにわたり、フランチャイズ本部事業を通して、中小企業の社長とともに切磋琢磨しながら事業の発展に努めていましたので、そういった中小企業に恩返しすることが出来ればと考えています。中小企業の経営者は孤独な面もあるので、伴走型支援を通して、事業の発展だけでなく、精神面でも寄り添える存在になれるよう頑張ります。
このブログをはじめた7月頃は「趣味ときどき仕事」というライフスタイルを模索していましたが、不動産マッチングサイトの契約業務受託(宅建士業務)や田舎物件再生・再販、産業創造館経営サポーター、中小企業診断士関連業務など新たな仕事にチャレンジしてきて、「ときどき仕事」ではもの足りなくなりました。

時間に余裕があるから趣味を楽しめるのではなく、仕事が充実しているから、希少な趣味の時間を目一杯楽しむことが出来るのだと気づくことができました。また、やりたいことが徐々に見えてきました。10月初旬、以前お世話になった加盟店オーナーさんが集まるバーベキューキャンプに招いて頂いて共に楽しい時間を過ごしているうちに、こういう方々のお役に立てることが、自分自身の生きがいなんだと実感しました。
21年間従事したフランチャイズ本部事業では営業や業態開発、マーケティング、経営企画など様々な業務に携わりましたが、なかでも加盟店オーナーの支援業務を通して培った信頼関係や共同体感覚が何より大切なもので、事業収益や金銭的な収入といった対価をはるかに上回るものでした。
とはいえ、営利企業に勤務していると、会社の利益を無視して経済活動を行うことはできません。会社では自分のやりたいことと、この利害が相反することもあり、その狭間で悶々とした日々を過ごしたこともあります。会社勤めでも、この問題と正面から向き合い、乗り越えていくことはできると思いますが、大きな組織をそういった方向に導いていくことは容易なことではありませんし、相当な時間も要します。
54歳を過ぎて大病もしたので、私に残されたビジネスマン人生はそう長くありません。そこで、中小企業の支援に特化した仕事に就くことが、自分にとってのやりがいと今までお世話になった中小企業への恩返しになるのではないかと考えるようになりました。今回受託した中小機構のアドバイザーはまさにそういった業務なので、精一杯頑張ります。

一旦は引き払った江坂に仕事の拠点となるマンションを借りて、業務がある日はそこを拠点に生活することにしました。道路の写真は新御堂筋を南下して会社に辞意を伝えに行くときに助手席から撮ったものです。ここをまた通勤することになるとは思いもよりませんでした。
休日の田舎暮らしは継続しながら両立を目指します。忙しくなるからこそ、仕事も生活も充実したものになると実感したので、これからは、アグレッシブに活動していきます。情報発信することも増えるので、このブログもパワーアップしたいと思います。
もやもや病が発覚してから、あと1ヶ月で1年になります。ぐるっと1年が経過し、ライフ・ワークバランス的にはスパイラルアップできたように思います。過去は変えることはできないけれど、未来によって再定義できるというアドラーの言葉を借りると、もやもや病という大病が死への自覚から自分自身を見直す契機となり、悶々としていたビジネスライフを一変させ、新たな仕事にチャレンジする機会となりました。まだ緒についたばかりで、成否のほどは分かりませんが、チャレンジできることに感謝しています。
もやもや病闘病ブログはこれで最終回です。闘病真っただ中の方は本当に大変だと思いますが、その先にどんなワクワクに出会えるかも知れません。普段の生活で生死について、深く考える時間はそうはありません。大病によって生死と向き合える時間がとれたと思えば、少しは前向きになれました。これからも変わらず、今ある目の前のことに集中していこうと思います。

もやもや病闘病ブログ END

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