【鳳凰三山】(薬師岳・観音岳・地蔵ヶ岳+オベリクス)1泊2日の初!テント泊登山

百名山踏破チャレンジブログ

6月27日の金曜日に愛知県で仕事を終えて山梨県の夜叉神峠登山口駐車場に移動しました。22時過ぎに到着したのですが、金曜日の夜ということもあり、20%程度はすでに駐車場が埋まっていました。翌朝6時の段階では、上の方の空きは2~3台程度でした。

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登山口より上手(トイレ側)の駐車場
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登山口より下手の駐車場 6時の段階で満車

総駐車台数は98台と大規模なのですが、下の方に停めると登山前に相当歩くことになります。体力を温存したい長距離の鳳凰三山登山では避けたいところですので、週末に登られる方は早めの移動をお勧めします!

ということで、6月28日6時から鳳凰三山登山に向け出発です。1日目は、翌日の鳳凰三山(薬師岳・観音岳・地蔵ヶ岳)アタック前に南御室小屋でテント泊する予定です。

登山口から約3時間は緩やかな登りでひたすら樹林帯の中を進む形です。途中、開けたところがあり、そこで、鹿に遭遇しました。風もなく穏やかな天気だったので、ゆったり若葉を食むでいました。

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このような登りが延々と続きます

あとで南御室小屋の方に聞いたところ、野生の鹿にはマダニが200~300匹寄生しているので、近寄ったり、触ったりしないようにとのことでした。最近、マダニに関するニュースが多いので、気を付けたいと思います。

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写真にはありませんが、2頭の鹿が人を気にせず草を食んでいました

登山口から50分ほどで、夜叉神峠につきました。山小屋もありますが、朝7時前の段階では閉まっていました。本日は快晴です!

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登山口から約50分の夜叉神峠

同じような登り一辺倒の樹林帯を約3時間程度歩いたところで、ようやく下り道に差し掛かり、その後、上り下りを繰り返して、約1時間後に電波が入る場所(掲示あり)に出ました。前夜の駐車場からずっと電波が届かないエリアだったので、ここでメールの確認なんかを済ませました。(この先のテント場は電波は届きません)

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現代人にとってはありがたい看板

ここから、5分もないところに南御室小屋がありました。ついて直ぐに、正真正銘の「南アルプスの天然水」を頂きました。氷温で、キリリと美味かったです。

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赤い屋根が特徴の南御室小屋
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名物と言ってよいでしょう、南アルプスの天然水!

テン場は下記の写真の通りです。13時の段階ではガラガラでしたが、15時を過ぎた辺りから団体パーティが続々と入場し、通路もなくなるほどの大フィーバーでした。学生パーティのマナーが良かったことが救いでしたが、山間で静寂の星空を楽しむといった空気感ではありませんでした。

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周りに空きスペースが多いところに陣取ったために後で大人数パーティに取り囲まれました
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通路以外は満床状態

夕食は重さにもめげずに担ぎ上げたセブンのおでんとその残り汁でペンネをボイルして、乾燥明太子ソースを合えて食べました。おでん出汁が利いてペンネがとても美味しくなりました。ゴミも出ないので、一石二鳥です。味変で裂けるチーズ絡めて最後まで飽きずに食べることが出来ました。
➀おでんを湯煎

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セブンの定番おでん

➁残り汁でペンネをボイル

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こちらも安定のキューピー明太子ソース

➂ボイルしたペンネに明太子ソースを投入

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汁がなくなってきたら火を止めて明太子ソースを投入して混ぜる

➃のりを振りかけて完成!

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水分が飛んでいい感じに出来上がり

➄味変の裂けるチーズを投入→完食!!

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16時から食べ始めて17時半に宴は終了

山小屋で缶ビール(350cc 700円)1本と担ぎ上げた、※焼酎(180cc)、山梨の赤ワイン・白ワイン(各180㏄)を飲み干して、18時には仮眠のつもりで寝始めて、気づいたら2時でした。

何故か、起きた直後から空腹感があったので、道の駅でおやつに買っておいた豆大福を南アルプスの天然水でボイルして、即席のお汁粉で暖を取りました。

そのまま、身支度をしてテントや荷物はデポしたまま、3時には鳳凰三山に向け出発しました。

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まずは薬師岳を目指します

早朝3時に南御室小屋のテント場を出発して、先ずは薬師岳へ。暗闇の出発でしたが、薬師岳に着く頃には、朝焼けマックスでした。

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先行者のヘッデンが遠くに見えます

1時間ほど歩くと雲間から薄っすらと朝焼けが見え始めました。続いて富士山も顔を覗かせてくれました。

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韮崎市街の向こうに富士山が見えました
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いよいよ太陽の光が大きくなってきました

太陽の光と雲の加減が刻々と変化していくので、景色もそれに応じて変わるので、なかなか前に進むことが出来ないくらいでした。はじめは薬師岳の頂上で日の出を迎えようと思っていたのですが、稜線沿いはどこも最高の景色だったので、山頂を意識することなく、好きなところで立ち止まって刻々と変わる景色を楽しみました。

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かすかに見える赤い屋根が薬師小屋です

日の出前に薬師岳に到着。

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この後、太陽による天体ショースタート
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人影までが神秘的に見えました
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雲と朝焼けのコントラスト
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西側は紫色から赤色へ
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東側はオレンジ色に染まります
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再び富士山、数分前と表情が異なります
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遂に太陽が顔を出しました。一直線に伸びるオレンジのラインが神秘的です
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背後の山にも太陽が当り始めました
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朝焼けショーが終わり、青空に変わりました

続いて観音岳へ
薬師岳から約30分で観音岳に到着。この間は、上り下りがあり、稜線沿いで変化に富んだ山道なので、あっという間に着きました。

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朝焼けに照らされて岩山も神々しい雰囲気です

続いて鳳凰三山の大トリの地蔵ヶ岳へ
観音岳からコースタイム1時間15分の看板あり。それ以上に気持ち的に長く感じたのは、偽ピークの多さです。何度も何度も頂上らしき佇まいのピークが出現し、あと少しだ!と奮い立たせてくれるものの、その先にまた次のピークが顔を出すという繰り返しがボディーブローのように応えました。

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やっと本当のピークがお目見え

途中の偽ピークを見て、あと少しと考えずに、この木製看板を目指した方が精神衛生上良さそうです。この場所からは、オベリスクも含めて地蔵ヶ岳の山頂が目視できるので、期待を裏切られることがありません。

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地蔵ヶ岳のシンボルといえば、お地蔵さん
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地蔵ヶ岳の山頂、それより高い岩山がオベリスク

最後に観音岳を登頂し、オマケのオベリスクへ

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ザックをデポしていざ、オベリスクへ
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安全祈願!
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オベリスクの中腹に鉄製標識発見
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ここをくぐっててっぺんへの取り付きロープ場へ

ここをくぐったところで、引き返しました。取り付きのない2つの岩とロープだけを頼りに登る形だったので、身の危険を感じてやめときました(笑)

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写真では分かりにくいのですが、相当な高さがありました

オベリスクを降りて地蔵ヶ岳の頂上付近でカップ麺とコーヒーを飲んで下山の途につきました。3時に南御室小屋を出発して、3時間半ほど経っていました。とても中身の濃い、楽しい時間でした。

地蔵ヶ岳から南御室小屋までは、下りが多めなので約2時間で戻ることができました。南御室小屋でテントと荷物を回収し、コーヒー&南御室小屋名物?杏仁豆腐を頂きました。

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みかんゼリー入り杏仁豆腐500円

そんなこんなで、南御室小屋を出発したのが10時45分でした。はじめの約30分は登り返しが多めで体力的には厳しいものの、その後は、ひたすら樹林帯の中を下る修行モードです。13時15分にスタート地点の夜叉神峠登山口に到着したので、2時間程度ではこの下りはとてつもなく長く感じました。

前日に移動距離約8㎞、歩行時間4時間40分、上り1,242m、下り189m歩いてテント泊していた疲れがあったのかも知れません。

2日目も登山開始から下山までの移動距離16.7㎞、歩行時間10時間20分、上り1,153m、下り2,206mなので、体力的な限界に達していたようです。特に南御室小屋でテントと荷物を回収したので、その重さが加わり、苦行化しました。

なにはともあれ、テント泊、初体験を無事に終えることができ、鳳凰三山の稜線上で朝焼けを観れたことは、この上ない感動体験となりました。2日間の消費カロリーが4,175Kcalだったことにも驚きましたが、それだけのエネルギーをかけて行くだけの価値は十分にあったように思います。

37/100名山踏破チャレンジ【鳳凰三山】編
【難易度4】【眺望度5】【愉快度4】 ※5段階評価(5が最高点)個人の主観的な感想です。

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