こんにちは、リストランテ’tetsu’のDIYブログです。
今回はバイクガレージをDIYしたときに行ったコンクリートの打設についてブログで取り上げたいと思います。家のDIYでなにかと登場頻度の高いコンクリート打設ですが、量が多くなると扱いが難しくなるので、失敗経験も含めて共有させて頂きます。
ハイエースで原材料の調達
まずは使用した原料と器具類をご紹介します。原料はロイヤルホームセンターで全て仕入れました。あと使用したものとしては、ワイヤーメッシュとピンコロです。これもロイヤルホームセンターで揃えました。軽く1トン(ハイエースの最大積載容量)を超えるので、3度に分けて仕入れました。この段階で、ミキサーカーに依頼した方が良いと仰る方もおられるかと思います。この時はまだ、一度練ってみたいという衝動だけで突き進んでいましたが、終わってから考えるとやはり、ミキサーカーにお願いした方が、合理的だったとは思います。それでも経験することが大切だったと自分に言い聞かせて満足しています。
使用器具・備品
器具・備品について、はじめはトロ舟「リスプラ舟100L 5,911円(楽天)」にセメント、川砂、砂利と水を入れてひたすらスコップで混ぜていたのですが、一区画を終えた段階で無理があることに気づいて丸樽「リスバケツグリーン練り樽100L 5,766円(Amazon)」とハンドミキサー「マキタ165㎜カクハン機UT1305 16,415円(ビルディという通販サイト)」を追加で購入して、攪拌作業は機械に頼りました。打設時に使った鏝(コテ)は「緑長カラーモルタル鏝400㎜ブラック 2,203円(Amazon)」とロイヤルホームセンターで購入した小ぶりなものの2種類です。
コンクリート打設作業
①地面の整地と転圧
コンクリート厚は10㎝にするので、浅いところは掘り下げて、深いところはこの掘り下げた土を入れてだいたい傾斜も含めて10㎝ほど低くなるように整地しました。また転圧については、転圧機がないので、ブロックと自分の足(自重)を使って押し固めました。もとから硬い地面だったので、転圧したのは盛り土した部分だけで、それほど労力は必要ありませんでした。
②墨だし
傾斜をつけるのにレーザー水平器「ONE STEPレーザー墨出し器5ライングリーン水平器 8,999円(Amazon)」と墨だし「タジマピーラインチョークPL-CLHM 2,103円(Amazon)」とチョーク「シンワ測定チョークライン用粉チョーク 527円(Amazon)」をつかって線をひきました。1m辺り1㎝の傾斜をつけて入口の外に排水できるようにしました。縦方向・横方向両方に傾斜をつけ、入口部分が最も低い三角州のような傾斜をイメージしました。雨が入ってくることはないと思うのですが、バイクを洗ったり、床をデッキブラシで掃除することを想定して、排水用の勾配をつけました。

③排水路用の溝の型取り
水が入口の外に流れていくように傾斜をつけているのですが、端から端まで傾斜をつけようとすると高低差がかなり大きくなるので、排水路を作ってそれぞれのエリアから排水路を伝って水を排出する形にしました。バイクを止める時に傾斜が大きすぎると何かとリスキーなのでこのようにしました。
またバイク3台を停めるので、それぞれの停車枠的にもなるので、一石二鳥作戦です。
④ワイヤーメッシュ張り
ディスクサンダー「マキタディスクグラインダ18V100㎜ 21,400円(Amazon)」でワイヤーメッシュをカットして敷き詰めました。ワイヤーメッシュの継ぎ目はそれを止める用の針金の細いものが、同じ売り場に売っていたので、それを仕入れて使用しました。クルクル丸めるのに使う金具もありましたが、量が少ないので手で止めました。あとは厚み10㎝のコンクリートの真ん中に来るようにピンコロ(ブロック)の5㎝角のものを土台にしてその上にワイヤーメッシュを置きました。これで下準備は完了です。続いては本丸のコンクリートの打設です。
原料の攪拌
ここからは待ったなしのノンストップでの作業となります。セメントと水が混ざり合い、化学反応が始まってからは、時間との勝負になりますので、あっ鏝を用意するのを忘れていたといったことが無いようにご注意ください。セメント(普通ボルトラント)1:川砂2:砂利(砕石バラス)4の比率で攪拌、水は「水/セメント=65%以下」という基準があるようですが、今回は柱や鉄筋を支えたり、垂直な壁に塗るわけでもなく、地面に敷き詰めるだけなので扱いやすさを優先して水を少しずつ足して攪拌しました。といいつつも、トロ舟に入れたものを人力で混ぜることは困難ということに攪拌をはじめて5分で気づいたので、最小限のエリアだけコンクリートを打設して、あとはハンドミキサーと丸樽が届いてからやることにしました(-_-;)。
使用量(㎥)の計算は、0.1m厚み×ガレージの縦の長さ×横の長さ×110%(予備係数)で単純に計算しておよその量を算出しました。途中で足りなくなると困るので、多めに仕入れておいて、残れば他のエリアのコンクリート打設に使用することにしました。排水路の型枠は以前使われていたフェンスの木を代用しました。良い感じに塗装されていてコンクリートと固着することも無く上手く使えました。
※写真はイメージです。丸樽にスコップを入れたままでのミキサー使用は危険です
コンクリートの流し込み
ここからはひたすら穴あけ(自作ワイヤーメッシュの切れ端)で流し込んだコンクリートに空気抜き用の穴を開けて、鏝で押し込むように均していくという作業を繰り返しました。空気の抜け道を作って抜かないと後でコンクリートの中に空洞ができて、陥没やひび割れの原因になるので要注意です。表面を均すことに意識がいきがちですが、空気穴の対策の方が大切でした。
また足場を作るのに広い面には踏み台を置いて、奥からコンクリートを流し込み、1個ずつ踏み台を取っては手前に打設を進めていく形で対応しました。

結果的に排水溝を切ったことで、1面ずつコンクリートの打設ができたので、良かったです。この広さを一気に打設しようとすれば、体力的に辛かったと思います。
水の入れ方について、はじめは水の量を調整しやすいかと思ってホースのシャワーから入れていたのですが、これでは水を入れる間に時間が経ってしまうことに気づいて、途中からブルーコンテナ(写真)に水を貯めておいて、バケツですくって一気に入れるようにしました。これだと分量もある程度分かりますし、何より時間との闘いでもあるコンクリートづくりが早くできました。
型枠どり

型枠は杭の横をハンマーでたたいてコンクリートと剥離して引き上げると取れました。中には固く付いてしまったものもありましが、枠型にビスを打ち込んで、バールにネジ穴を挟んで、梃の原理で引き上げれば何とかとれました。
最後に型を取り除いた溝に余っていた砂利(バラス)を入れて、地面でつまずくことが無いようにしました。
完成

ビフォー・アフターは写真の通りです。バイクが並ぶ予定でしたが、お隣のスペースでウッドデッキを作るので、一旦、資材置き場化しています。
これだけの広さの土間の傾斜を出すのはぼくにはかなり大変でした。結果的に入口付近に水が溜まるところが出来たので、あとからコンクリートを継ぎ足したので、そのあとが少し残ってしまいました。
こういったムラを補正するための仕上げ用セメント(日本スタッコのライトセメントB#10)があり、購入したものの乾燥したらそれほど目立たなかったのでそのまま倉庫に眠っています。
コンクリートを自力で打設するのは労力と道具代も含めると割りに合わないDIYかも知れませんが、完成したガレーへの愛着は何物にも代えがたいものがありました。
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